神戸市は10日、新長田駅南一帯の再開発地区に建設したアスタくにづか1番館(神戸市長田区)の1階で、公募した活性化モデル事業の運営者が味の坊(大阪市西区)に決まったと発表した。味の坊はアジア各国の食文化を取り入れたフードコートに、免税品などの販売店併設を提案。神戸市、兵庫県や地元地権者などで構成する実行委員会の審査を経て決定した。実行委員会は9日午後に開催。他の提案者などは公表していない。

 味の坊は製造卸と通販を手がける食品メーカー。業務用のほか、消費者向けにはレトルトカレーなども手がける。今後は2月ごろに内装工事に取り掛かり、3月下旬に物販店を開業、4月中にはフードコートも開業する計画としている。

 免税品などの販売で訪日外国人観光客の需要も取り込む狙いがあるとみられる。ただ、これまで神戸アニメストリートなどを中心に同地区で積極的に取り組んできたポップカルチャーとの相乗効果は、現時点で未知数だ。